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【感動の連携プレー】BTO Sports KTM:火災~修復までの一部始終@ユナディラ


8月13日(土)に開催された2016 AMAモトクロス 第10戦 ユナディラ大会。そのレースの前に、とんでもない事件が起きていました。

レース前日の8月12日(金)20:00ごろ、KTMからサポートを受けるBTO Sports KTMチームのトレーラーから火災が発生。

幸いにもチームメンバー・スタッフはいなかったため、負傷者はいませんでしたが、バイクやパーツ、工具類、そして各ライダーのウェアやヘルメットなど、大きな被害を受けることに。

特にバイクについては損傷が激しく、全滅だったようです。

翌日、といっても正確には数時間後にレースを控えているだけに、緊急事態となりました。

その緊急事態を打開したのが、同じKTM系列の別チームのスタッフ。

被害を受けたBTO Sports KTMチームのスタッフだけでは、レースまでに修復が間に合わないと判断。

そこでKTMファクトリーの「Red Bull KTM」、トロイ・リー・デザイン主体の「Troy Lee Designs KTM」、そしてハスクバーナファクトリーの「Rockstar Energy Factory Husqvarna」の3つのチームスタッフが協力して、マシンの修復を手助けすることに。

深夜に続く復旧作業となったようですが、このチーム間を越えての協力によってBTO Sports KTMは無事にレースに参戦。

チームライダーも以下のようなリザルトでユナディラを終えています。

4. #167 Benny Bloss (7-4)
11. #10 Justin Brayton (10-11)
16. #29 Andrew Short (38-13)

同じKTM系列とはいえ、別チームのスタッフによる連携プレーにより実現できたレース参戦。

これは極端な事例かもしれませんが、ライダーは「一人でレース活動をしているのではない」ということを、常に肝に銘じておかなければなりません。そう感じさせられる、感動の連携プレーでした。

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