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平田 優選手の裁定を発表:第7戦 近畿大会は出場停止に


MFJ公式サイトより、審議が継続されていたヤマハファクトリーレーシング 平田 優選手のペナルティ及び上告についての裁定が公表されました。

この問題は2016年7月3日(日)に兵庫県の神戸空港島特設会場で開催された、2016MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ 第5戦 神戸大会 スーパーモトクロス in 神戸エアポート IA1クラス ヒート2。

トップでチェッカーを受けた平田選手に対し、レース中にコースショートカットがあったとしてレース終了後に審議が入り、審議の結果、1周減算のペナルティとなり、最終的な結果が11位となりました。

このペナルティに対し、ヤマハは不服申し立てを実施。

しかし、審査委員会の判断は適正であったとして、不服申し立ては棄却されていました。

さらに、ヤマハサイドは裁定結果の根拠等の説明を求めて上告、そして今回の裁定結果の発表となりました。

発表にはショートカットのことだけでなく、罰則内容を伝える際にもトラブルがあったことが記載されています。

下された裁定内容は以下の2つ。

  1. 平田選手に対する2大会出場停止(’16 全日本MX 第6戦 東北大会・第7戦 近畿大会)
  2. ヤマハファクトリーレーシングに対し、国内規律裁定委員会の決定を変更し罰金20万円

ということで、次戦となる9月11日の第7戦 近畿大会も出場停止ということに。

第6戦 東北大会の直前にヤマハ公式Twitterからアナウンスがあった「本人の都合により欠場」というのも、上記の理由からである可能性が高いです。

平田選手が取った行動や今回の処分内容の善し悪しは別として、第4戦 SUGO大会終了時点ではIA1クラスポイントランキング2位に位置し好調だったこともあり、ファンとしては残念としか言いようがありません。

次の復帰レースは10月2日の第8戦 関東大会になりそうですが、平田選手のレースがまた見られるのを楽しみに待ちましょう!

関連ページ:

▼MFJ モトクロス中央審査委員会裁定結果
(右上のボタンから拡大で表示できます)


Photo:eastendmotocross

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