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最終ラップの悲劇 – ジェット・ローレンス at 2020 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2


1月18日(土)にカリフォルニア州アナハイムのエンゼル・スタジアムで開催された、2020 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2。

250SXクラスのメインイベントでは、手に汗握る白熱したレースとなりました。

今大会の主役はおそらく#1W Dylan Ferrandis(ディラン・フェランディス)と#83 Jett Lawrence(ジェット・ローレンス)のどちらかで間違いないでしょう。

レースは昨年のAMAモトクロスでプロデビューを果たし、今シーズンがAMAスーパークロスデビューイヤーのジェット・ローレンスが終始リード。

途中、単独の転倒もありましたが、それでもリードをキープし続け、このまま初優勝かと思われた最終ラップ。

 

 

猛烈な追い上げで昨年王者のディラン・フェランディスが急接近、コーナーで接触もありましたが、半周ほどはテールトゥノーズの争いが続き、最終コーナー手前でローレンスがバランスを崩し、まさかの前転。。。

ローレンスの初優勝は次戦以降に持ち越されました。

レースを振り返ると、ローレンスの走りはフェランディスの接近により「焦り」からくるミスが続いていますし、最後は世界選手権も経験しているフェランディスならではの経験値の差が大きかったようにも思います。(ローレンスは現在16歳)

ローレンスにとっては残念な結果となりましたが、デビューイヤーで優勝の可能性も十分に期待させてくれる、そんなレースだったように思います。

ちなみにレース終了後のSNSにはこんな投稿が。

 

 

なんと鎖骨を骨折し、復帰時期未定との残念な投稿。

最終ラップの一部始終は、以下のハイライトビデオで確認できます。

関連ページ:

▼Supercross Round #3 at Anaheim | 250SX EXTENDED HIGHLIGHTS | Motorsports on NBC

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